上京したての転職面接でのコツとは？

「上京した理由」を面接官が聞く理由

地方から東京に上京して転職活動をする時に、大きな山場になるのが「面接」。そして面接で必ず聞かれる質問のひとつに「上京した理由」があります。なぜ面接官は上京した理由を聞くのでしょうか。企業側の狙いとしてはコミュニケーション能力を見る目的や、計画性についてのチェック、地元でトラブルを起こしていないかどうかの確認などの目的があるようです。つまり企業としては思い付きで上京をした人や、地元でトラブルを起こすようなタイプの人を採用したいと思っていない。東京で働きたいというきちんとした理由があり、計画的に上京をした人を採用したいと思っています。この事実を知っておけば、対策をした上で、上京した理由を答える事ができるはずです。

本音を混ぜましょう

上京した理由についての答えを考える時、まず「必ず本音を混ぜる」という事を大切にしましょう。面接官は様々な転職希望者を見てきた、面接のプロです。上辺だけのキレイ事の理由を話しても、すぐに見破られてしまいます。面接官の心に刺さる理由を話すためには、本音を混ぜ「心から東京の企業で働きたい」という動機を伴った上京理由を語る必要があります。「東京での生活に憧れている」「刺激を受けながら、自分を高めていきたい」など、面接官が聞いて良い印象を与えつつ、「これは本音だな」と感じられるような理由を話すようにしましょう。

計画性の高さをアピールしましょう

上京したのが思い付きでなく、計画性を伴ったものだとアピールするような「上京した理由」を作りましょう。そのために「計画的な行動」をイメージしやすい文章にします。「上京するために、準備期間を3年間持ちました」「希望する職種をするためには、東京に行くしかないと、企業研究の結果、知りました」など、計画的に行動した結果、今、面接官の目の前にいるという事をアピールしましょう。

地元でのトラブルがない事をアピールしましょう

上京した理由が、地元でのトラブルではない事をアピールしましょう。そのためには転職理由をネガティブなものにしない事が大切です。仮に事実であったとしても「地元での人間関係に疲れて…」とか「地元にいたら、先がないと思いました」などのネガティブな理由を話すのはマイナスイメージになります。「何か地元で良くない事が起こったのかもしれない」「コミュニケーション能力が不足しているのかもしれない」など、悪いイメージを持たれてしまう可能性が高いです。上京しての転職活動に限りませんが、転職の理由は「ポジティブ」である事が大切になります。東京に対する憧れやポジティブな転職理由を話しましょう。